
こんにちは、道理です。
今回はR8.5.29公開のアニメ映画、『モノノ怪第三章~蛇神~』の感想です。
三部作の最終章である今作、すでに4回鑑賞していますが、見どころがありすぎてすべてを追い切れていないのでまだまだ行く所存です(笑)
モノノ怪とは
フジテレビにて放送された深夜アニメ作品。『怪~ayakashi 化猫』に登場する薬売りのキャラクターが人気となり、薬売りを主役に添えた続編として製作された。
モノノ怪を斬る『退魔の剣』を携え、諸国を巡る薬売りの男。
モノノ怪を成すのは、人の因果と縁。人の情念や怨念があやかしに取り憑いた時、それはモノノ怪となる。彼はそんなモノノ怪の形と真と理を明らかにし、退魔の剣でモノノ怪を斬って行く。
人物相関図

小説 劇場版モノノ怪 蛇神 新八角著より

第三章のあらすじ
退魔の剣を携えた薬売りと唐傘による死闘、その後に巻き起こった火鼠との決戦というモノノ怪が絡んだ2つの大事件を経て、遂に平穏が訪れたように思われた大奥。だが、薬売りは未だ消えない〝何か〟の気配を感じ取り、警戒を続けていた。
感想①信頼関係が出来ているとスムーズ!
唐傘·火鼠の事件を経て関係者と、大奥の総取締役である大友ボタンから信頼されるようになったからか、先の事件の時と違って話が早いこと早いこと。薬売りが現れる⇒モノノ怪⇒警戒の流れがスムーズでボタンさんの指示が的確。薬売りさんもさぞやり易かったことでしょう。
今回の主役は御台所、いわゆる正室である幸子さんです。幸子さんが世継ぎを出産するところから始まりましたが、どうも様子がおかしい。どう考えても流れてしまった描写だったのに、男の子が産まれたという。世継ぎと紹介された男児は取り替え子であり、そしてそれが引き金となってモノノ怪が形を成しました。
モノノ怪が最初に襲ったのは幸子さんの側近であるカワさんでしたけど、取り替えたのがカワさんだったからだろうなと思いました。薬売りさんが駆け付けた時には手遅れだったけど、幸子さんは助けられて良かったなぁ。というかカワさんを助けようとした薬売りさん、腕折られてませんでしたか。気のせい?あと圧死ってえぐい…。
兎にも角にも、ここで今回のモノノ怪の正体が『蛇神』だと分かったわけですが、ボタンさんや坂下さんの慣れた感凄いな…。
正体が分かってから、すぐに詳しく調べるボタンさんとおアサちゃん。薬売りさんに報告して指示を仰ぎ即行動に移す二人。とっても優秀ですね!
感想②大奥って割り切り大事
三代目御台様の情念がモノノ怪と成ってしまったことが明かされました。その元凶は天局という当時の天子の乳母であり御水様。正直、仕方がないというかそりゃあ恨むのもさもありなんというか。とりあえず、どうして御水様の水がダメなのかと、今までモノノ怪が出るたびに祭壇の縄が切れた理由は分かりました。恨みは全て大奥と御水様に向けてだったんですね。
大奥がどういう場所か分かっていたはずなのに、それを割り切れなかった三代目にも咎はあるかと思いますが、恋愛感情を持ってしまった以上割り切れないですよね…。大奥でなかったら二人で幸せになれたのに、大奥でなかったらそもそも出会わなかったというのがなんとも言えない。
それでも我慢していたのに、結局拾ってきた赤子を世継ぎにって…そりゃないわ。誰でも怒りますよ。天局は天局で世の太極を視ていた訳で、その為なら個人の感情は二の次だったんでしょうね。相容れない…。
感想③御水様が怖すぎた
水になりたいってなんだ。怖すぎるんだが。百目って、全部見られてるってことですよね怖い。最終的に大奥だけじゃなくて、世の中全部監視するつもりだったのか?一度でもあの水飲んだ人の中には入ってたみたいだし…。
これまでの唐傘・火鼠・蛇神は悲しいお話でしたけど、百目は怖いし想いが深くて重い。これほどの情念を持っていると流石に手に余るらしく、薬売りはもう一人の薬売りを召喚したわけですが…。正直に言おう。めっちゃ興奮した!!アニメ版のモノノ怪を視ていた人はみんな同じ気持ちになったかと思いますけど、めっちゃ興奮した!!また離の薬売りさんに会えるなんて神の演出!!背中合わせなのがまた最高!こうして並んでいるところを視ると、似ているけど結構違うな。坤の薬売りさんは猫ちゃんで離の薬売りさんは狐って感じの顔してる。どっちもかっこいいのは同じだけど!!
とにかく、二人の薬売りさんによって百目は祓われました。そして残ったのはちっさな百目…。
考察 モノノ怪は祓ったけれど、妖は残る
祓ったはずの唐傘や火鼠が途中で現れたように、もとになった妖は残るんじゃないかと思います。だから蛇神との戦いの最中、大奥の情念によりまた現れたのかなと。最後に小さな百目がみんなのところにいたのもそういうことだろうと。
人の情念や怨念が取り憑かなければモノノ怪にはならない。裏を返せば、大奥で同じことを繰り返せば鎮めた妖たちはモノノ怪になるんでしょうね。
けれども今回のことを経験したボタンさんたちがいる限り、しばらくは大丈夫なんでしょう。薬売りさんが手形を残して去っていったのも、もう自分は必要ないと判断したからでしょうしね。
ところで『薬売り』とは一体なんなのか。これだけはこれからも謎のままですね。人ではないのは明らかですけど、あれ、でも血が出てたな。元人間とか?もしも妖だったりしたら、いつかモノノ怪になる可能性とか出てしまうんですけど…。神ではないだろうし、巫覡みたいなものなんですかね。
有識者のみなさん、是非ご意見をお聞かせください。
というわけで、今回は『劇場版モノノ怪第三章~蛇神~』の感想でした。複数回観ているのにまとまりがなくて申し訳ありません。
今回の映画でひとまずモノノ怪は終わってしまったわけですが、相変わらず鮮やかな色彩の見事な映像美だったので、またやってほしいです。坤さんでも離さんでもどちらでも。けど折角だから坤の薬売りさんでアニメシリーズみたいなぁ。その時が来ることを願ってこれからも応援しています!そして映画はまだ観に行きます。
ここまで読んでくださってありがとうございました。


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